うちの子も来年からついに小学生だけど、いつから何を準備していけばいいのだろう。小学校に行って困らないためにも、今のうちから勉強を始めた方がいいのかな?と、心配になりますよね。
そこで、小学校入学までにしておく準備やスケジュールを知っておくと安心です。
この記事では、入学までのスケジュールや、準備することをまとめています。ぜひこの記事を読んで、小学校入学の準備に役立ててください。
入学準備のスケジュール
入学までの1年間で、いつごろまでに何を準備すればいいのか分かっていると安心です。
たとえば「ランドセルは早めに買っておいた方がいい。」「学童は夏ごろに申し込みを開始する。」など、事前に小学校入学までのスケジュールを頭に入れておくことによって、あとになって、もっと早くやっておけばよかったと後悔するのを防ぐことができます。
4月〜 ランドセル、机の購入
ランドセルは人気のものは1、2月から予約を開始して夏には売り切れてしまうものもあります。ランドセルはまだいっかとのんびりしていると、欲しかったものが買えなかったという事態になりかねません。ランドセルは早めにチェックして、購入しておきましょう。
また、学習机の購入を考えているのであれば、早めに買うのもおすすめです。
学習机を買うと学習する場所ができるので、子どもの学習習慣を作りやすくなります。
子どもにとって自分専用の勉強する場所ができることによって「小学生になるんだ」「ここで勉強をするんだ」という意識にも繋がります。
9月〜 就学時検診 学童の申し込み
就学時検診とは、入学予定のお子さんの健康状態を保護者が把握するために行われるものです。住んでいる市町村から「就学前健康診断通知書」が送られてきます。
事前に申し込みや手続きはしなくて大丈夫です。
入学予定の小学校で行われます。
検査の結果、治療や再検査の必要がある場合は、入学前に病院の受診をしておきましょう。
また学童を検討されている場合、夏頃から申し込みを開始して、申し込み順のところもあるため早めに探して調べておく必要があります。
1〜2月 入学前説明会
秋頃、または就学時検診のときに入学説明会について案内があります。
平日の昼間に行われることが多いため、仕事がある場合はお休みをとっておく必要があります。もし参加することができなくても、あとで書類で確認することができますので心配はいりませんが、入学前に先生の話を聞ける貴重な機会なので、参加できるように都合をつけられるといいでしょう。
説明会の内容は、次のとおりです。
揃える学用品の説明
学校によってはキャラクターはNG、色やサイズに規定があるものもあります。防犯ブザーやノート、ランドセルカバーなども配られるケースがあるため、小学生になったら使うものは説明会を受けてから揃えていくようにしましょう。
教育方針やルール説明
学校のルールは学校によって違います。お休みの場合の連絡方法、通学の登校班など、聞いておかないとならないことがたくさん。事前に気になることはまとめておいて、メモをきちんと用意しておくのがおすすめです。
入学前までにできておいた方がいいことについての説明
子どもが入学前までにできておいた方がいいことについての説明があります。
もしできないことがあったら、練習して小学校入学に備えましょう。
入学式についての説明
入学式の日時や持ち物、服装などの説明もあります。
2〜3月 持ち物の購入 入学式の服の準備
説明会で説明を受けた学用品を準備していきます。
筆記用具、手さげ袋、上ばきなど、たくさんのものがありますが、その一つ一つに名前もつける必要があるのです。
規定がなければシールを使うのも良いでしょう。子どもに名前を書いてもらうのも、自分の使うものに愛着がわくのでおすすめです。
あとは、手作りで作る必要があるものもあります。どうしても手作りが難しい場合、今では何でもネットで手に入れることができるのでそちらで購入するのも一つの手です。
この時期は一番大変になりますが、子どもと一緒に楽しく準備していきましょう。
入学までに身につけたいこと
幼稚園や保育園では、いつも先生が近くにて困ったことがあればすぐ手助けしてくれたりフォローしてくれます。ですが、小学生になると一人でやらなきゃいけないことがたくさんあります。
小学生になったときに、子どもが困らないためにも、少しずつ一人でできることは一人でやる。小学生に備えた生活習慣作りをしていきましょう。
生活編
早寝早起きをする
保育園や幼稚園に比べて小学校の方が家を出る時間が早いです。
小学校が始まって急に起床時間が変わると、ストレスや体調不良になりかねません。
今のうちから少しずつ早く寝て早く生活リズムを作っていきましょう。
お昼寝をしている子は、少しずつなくしていくのがおすすめです。
トイレに一人で行ける
今は「トイレ」と言えば、保育園や幼稚園では先生がみてくれて、おうちでは家族がみてくれてる子もいるかと思いますが、小学校では一人トイレに行かなくてはなりません。
トイレに一人で行けるように練習していきましょう。
小学校に和式のトイレがある場合があるので、和式のトイレもどこかで経験しておくと安心です。
ごはんを食べる時間を決める
小学校では給食の時間が決まっています。
おうちでもごはんの時間を何時から何時までと決めておくことで、小学校での昼食も食べ終わらなくて困ることがなくなります。
配膳もおうちでお手伝いしてもらうと、小学校の給食の練習になります。
交通ルールを守る
まずは親が普段からしっかり交通ルールを守ることが大切です。「横断歩道を渡るときは、右を見て左を見てもう一度右を見て渡ろうね。」「信号は青になったら渡ろうね。」と交通ルールを話して守ることによって、子どもも交通ルールを理解して守れるようになります。
学習編
自分の名前が書けるようにする
もし自分の名前がまだ書けないようでしたら、自分の名前は書けるように練習を始めましょう。この時期の5、6歳の子どもは覚えるのがとても早く、興味さえ持てばすぐに覚えられます。自分の名前は愛着があって覚えやすく、まずは自分の名前から字を書くことを始めてみると興味を持ってくれるかもしれません。
ひらがなを勉強しておく
ひらがなはどんな教科でも使いますので、ひらがなを覚えていると小学校の勉強もスムーズにはじめることができます。ですが、できないからといって焦る必要はありません。小学校はひらがなの読み書きから勉強しますので、そのときに覚えていけば大丈夫です。
練習方法は、はじめは子どもの好きなものや、書くのが簡単な「い」や「し」などの文字のなぞり書きからやってみるのがおすすめです。インターネットで無料で印刷できるプリントや、アプリなどもあるのでそういったものから始めてみるのもいいかもしれません。
むずかしくてできないと、嫌になってしまいますので簡単なものから始めて「できた!」という達成感を味わせてあげることがおすすめです。できたという達成感によって、たのしい!もっとやってみたいという学習意欲につながります。
数字を勉強しておく
まずは時計が読めるように生活の中で、3時だからおやつの時間だね。7時になったからお風呂の時間だね。と家で時間を意識した生活を送ると、小学校でも困らず生活ができます。また、お子さんに今なんじ?と質問してみるのもおすすめです。わかったら褒めてあげましょう。
繰り返していくうちに、だんだん覚えていきます。
数を数えるのも少しずつはじめていきましょう。
1から10まで数えられるようになったら、今度は20、30までと伸ばしていきます。無理にやらせるのではなく、一緒に楽しみながらやることがコツです。
また日常で少しずつ数や、算数などを取り入れるのもおすすめの方法です。
「2個のりんごがあります。1個のりんごを食べたら何個になりますか?」など、生活で問題を出すと、ドリルで勉強をするより分かりやすく楽しく学ぶことができます。
自分の住所、年齢、名前が言えるようにする
小学生になって自分の名前はほとんどの子が言えます。
けれど、住所は言えない子はけっこういるそうです。住所が言えないと子どもがもし迷子になったときに困ってしまうので住所も言えるように練習しておきましょう。
机に向かって勉強をする習慣をつくる
どんな勉強をするよりも、今のうちから机に向かって勉強をするという習慣作りをしておくことが大切になります。
コツコツと積み重ねていくことが、大きな力となり小学生になってからも役に立ちます。
習慣化は、いま習慣化しているものと組み合わせると上手くいきやすいといわれています。
例えば、帰ってきて手洗いうがいをすることが習慣になっていたら、手洗いうがいをしたら勉強を始めるといった具合です。慣れてくるとそれが当たり前になり習慣化できるようになります。
一般的に集中できる時間は、年齢+1分といわれています。5歳のお子さんですと6分が集中できる時間になります。
突然、6分やる必要はありません。最初は1分からでいいので少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?来年からの小学校生活、考えると不安になりますが、今回紹介した入学までのスケジュールを把握して、今のうちから準備しておけば、安心して小学校生活を迎えることができるかと思います。
また入学に身につけたいことは、身につけておけば安心ですが、できなくても大丈夫です。周りの子はみんなできているのにと、心配になることもあるかもしれませんが、子どもの成長は個人差があります。年長の子どもは一人で色んなことができるようになる時期です。
気づいたら勝手にできるようになっていることもたくさんあります。
小学校入学までにできるようにならなきゃと頑張りすぎず、今しかない時間を子どもと楽しみながら準備をしてみてください。
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